小さな店づくりで成功するコツ(マル秘経験談)店のターゲットファッション傾向

小さな店づくりで成功するコツ(マル秘経験談)店のターゲットファッション傾向

world No Comment
電子書籍:熊崎高道書 小さな店を成功させる

*店のターゲットファッション傾向
海外の輸入商品が、従来より安く買えるようになり、国内の商品価格も下がっている。最近の傾向は、スーツをセットで1個にした価格表示よりも、ジャケットだけの価格、スカート、パンツだけの価格をつけ、いわゆる単品構成にして、お客様の希望により、セット買いの他、単品でジャケット、スカート、パンツなどが、買えるように商品価格がつけられている。

・ライバルショップ
店と同じコンセプトで、現在、人気のあるショップを調べて、店の外観、ウインドディスプレー、商品内容、価格帯などをリサーチして、ショップ作りの参考にする。
・サイズ
サイズは、9号、11号、13号に分類され基本的には9サイズ中心でジャケットが9号サイズで、ウエストが11号〜13号サイズというお客様も多くいます。

・プライス
ベターは、お客様のイメージをたもつ為の中心商品で、ボリュームは売れ筋を意識した売りやすい商品、そしてチープは店の入口を中心に置く低価格帯の商品を並べて目を引くようにする。

・対象年齢
ヤングは20才前後、キヤリアは30才前後、ミセスは40才前後の人を中心に企画されているが、お客様のライフスタイルにより、自分よりも若い感覚の洋服を着るので、お客様の年齢よりも少し若いゾーンを揃えるとよい。

・アイテム分類
専門店に来るお客様は目的を持って買いに来るので、トータルコーディネートが必要であり、スーツ商品を中心にブラウスはセットアップと単品でも売れる。
分類としてはスーツ、コート、ブラウス、スカート、パンツ、カットソー、ニットなどに分けられる。
・感覚分類
ヤング、キャリア、ミセスなどに分類され、ヤングはカジュアル傾向でもっとも流行に敏感で、低価格商品が中心になってくるが、キャリアになるとオフィスウエア中心で仕事上、スーツを中心に服装をきちっとする必要があるので洋服の完成度とおしゃれ度が一番要求される。
ミセスは体型をカバーすることを考えてゆったりとしたシルエットに高級素材、縫製のレベルを気にするが、ミセスだからミセス服を着るという人が多いわけでなく、感覚的に若い人は、キァリア服を着こなせるので、母親と娘さんが同じ服をされる設定にすることができる。

仕入ブランドとSPAの比率
ショップのSPAとなると、売れ筋中心となり、店の売れ筋商品を見ながら、構成していくが商品の量が少ロットなので、一般単価が高くなり、少ロットでも売れ残れば、在庫が増えるので、店舗が増えて商品の売り上げが増えた時点で考えてもよいが、最初からオリジナル商品を売る時は、他の店と共同制作か、仕入ブランドを中心にSPAは1〜2割程度がお勧め。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

紀伊国屋書店Bookwebplus :左クリックで電子書籍:熊崎高道書の一部無料購読できます

kindeアマゾン:左クリックで電子書籍:熊崎高道書の一部無料購読できます

〒153-0063 東京都目黒区目黒3-10-5  株式会社アルリオーネ 熊崎高道

お問い合わせ先: tel:03-3791-3632

Leave a Reply